貸金業法違反で逮捕された現金化業者

2011年8月5日、20年以上の歴史を誇るクレジットカード現金化業界に激震が走りました。「インフィニティ」というクレジットカード現金化業者の代表取締役が、事実上のヤミ金業者として出資法違反の疑いで逮捕。多重債務者が同社のサービスを利用することで、債務負担がさらに大きくなると判断されたためです。

今まで、クレジットカード現金化は適正な換金サービスとして認知されていました。しかし、2010年に総量規制が施行されて以降、悪徳業者がクレジットカード現金化業界に進出。その結果、多重債務者に対し、業者が低い換金率で換金させるケースが増えたのです。

上記の検挙事例以降、クレジットカード現金化業者が逮捕される事例が何件かありました。いずれも、出資法違反に準拠し、彼らをヤミ金業者として扱っています。なぜ、このような事態が起きているのでしょうか。

金利換算すると法定利息の25倍

クレジットカード現金化業者が逮捕された原因を見てみましょう。まず、インフィニティ社は、キャッシュバック方式で営業するクレジットカード現金化業者でした。1個100円程度の商品を最大100万円で消費者に購入させ、購入と引き換えにキャッシュバックをする仕組みを用いていたようです。

警視庁生活課が同社のクレジットカード現金化の手数料を計算したところ、法定利息の25倍くらいまでに膨れ上がっていました。被害者は約750人、被害額はおよそ8,000万円になっていたと言われています。このことから、同社はヤミ金業者として判断され、多重債務者の生活を守るために逮捕流れに至ったのです。

事前の下調べを怠らないようにしよう

クレジットカード現金化自体は、違法性がある換金サービスではありません。初めて逮捕者が出た2011年以降も、営業を続けている業者は多いです。このことから考えると、法律によってサービス自体が禁止されているわけではないことが理解できると思います。

ただし、換金率が異常に低い現金化業者は、すでに警視庁から検挙されている状況です。悪徳業者に出会ってしまうと、トラブルに巻き込まれてしまう可能性が高いため、取引したことで生活が脅かされてしまうかもしれません。

どの業界でも言えることですが、クレジットカード現金化業者を利用するときも事前の下調べが必要です。公式ホームページや比較サイト、さらに利用者の口コミが集まったサイトを参照し、取引内容について確認しておくとよいでしょう。


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